潤いは、内側から。『腎』を整えよう!
女性なら年代関わらず、いつまでも気になるのが、潤いですよね。
内側からの輝きは、滲み出す潤いがあってこそ。
カラカラに干からびた状態だと、シワも目立つし、老けて見えてしまいます。
潤いはどうしたらキープできるのでしょうか?
内側から、潤いで満たすには
外側からいくら高級なスキンケアを使っても限界があります。
根本から潤っているわけではないので、使わなくなったら、元に戻ってしまうからです。
それでは、内側から潤いで満たすにはどうしたら良いのか?
私たちの体は食べたものでできているので、
もちろん食べものが関係します。
ただ、水をたくさん飲めばよいという問題ではありません。
詳しくみようと思うと、
それぞれの体質や性質に合わせた対策が必要です。
ですがここでは、体質関係なく、誰でも気を付けて
心掛けておきたいことをひとつお伝えします。
体内で水の役割を果たすのは『腎』
西洋医学で腎臓というと、
「尿に関する臓器」というイメージが一般的かもしれません。
東洋医学や韓方では捉え方が少し広範囲になり、
臓器そのものというより、全体での関係性や役割を示します。
韓方では『腎』を大切に考えています。
こちらもぜひ読んでくださいね。
若さの秘訣は腎の養生&黒い食材!
難しいことは抜きにして、『腎』の役割は何なのか?
腎は「水」の性質をもちます。
体内の水分を適切に分布させるよう調整し、代謝を良くする役割です。
腎の働きが正常だと、不要になった水分は排泄し、
必要な水分は再利用のため肺に送られます。
潤いに必要な水や、
その他の大切なものを蓄えておく器と考えてみてください。
大切なものを蓄えながら、日々使っていく役割です。
加齢と共に、水やその他の物質は減少していきます。
それは大自然の摂理で、体質に関係なく全員がそうなります。
だからこそ、その時のために蓄えが必要なんです。
もしも、器にヒビが入っていたら、
蓄えておきたいはずなのに、漏れていってしまいます……。
器である『腎』の強化を意識すれば、
きちんと蓄えることができて、
いつまでも潤いをキープできます。
● 外側から高級なスキンケアを使う
● ただ水をたくさん飲む
それよりも、
「腎」を助けることが根本的な解決になります。
『腎』を補うためにおすすめの食材
『腎』を強化するためにおすすめの食材は、
ズバリ、黒いものと海藻です!!
黒豆、黒米、黒ごま、黒葡萄……。
意外と身近にありますね。
もっと身近に溢れているのが、海藻です!
特に私はわかめをおすすめしています。
わかめなら、海藻の中でも好き嫌いがあまりなく、
食卓にも取り入れやすいからです。
● わかめの酢の物
● わかめのナムル
● わかめのお味噌汁やスープ
また、実は韓国では、女性が出産をしたら、
産後1ヶ月間、毎日わかめスープを食べるという
昔からの習慣があります。
「わかめが子宮内をキレイにしてくれる」と言われているのです。
体にとって重要な「水」の役割を持つ『腎』。
わかめを食べて、『腎』を労わることが
生きる根本を整えてくれます。
もちろん、昆布や海苔などもおすすめです。
ぜひ潤いを食卓から取り入れてみてくださいね。